皆さまにご提供したい２つのこと
町田市・つくし野「日本米飯和米飯Komichitei」「リトルヤミー町田つくし野店」店長の石黒です。
先日、こんな看板を店の入り口に掲げました。
ハイボール食堂 当店はお酒を飲みながらお食事できる楽しいお店です
昨年末には「昔ながらの洋食メニューを少しずつ復活させます。」とご案内しました。
私にはこの店を通してみなさまにご提供したいものが２つあります。
1つは店を構える店主として、楽しい時間。
そしてもう1つは料理に携わるものとして、洋食という文化。
この２つです。
みなさんの「楽しい時間」ってどんな時間ですか？
たとえばご家族やお友達とご一緒だったらそれだけで楽しい時間っていう方も大勢いらっしゃるでしょうね。
気の置けない仲間と過ごす時間にうちができることと言ったら、できる限り美味しい料理とお酒をご提供する
ことくらいかもしれません。
お一人で過ごされているときはどうですか？
当店はお一人でご来店される方も大勢いらっしゃいます。今どきはスマホを片手にという方がやっぱり多いの
ですが、中には店に飾ってあるヤクルトスワローズのユニフォームや本棚の中身、店に流れるBGMなんかに
興味を示して下さる方もいらっしゃいます。
そんなことがきっかけで、私とお客様だったりお客様同士であったりお話できる間柄になったりすることも少
なくありません。
もちろん孤独のグルメの五郎さんのようにお一人を満喫される方もご安心ください。
当店にはやみくもに話しかけまくるような常連さんも店主もおりませんから。
お酒を飲みながらお食事できる楽しいお店が当店のキャッチフレーズではありますが、
お酒を召し上がらなくてももちろん大歓迎です！お酒に合う料理はごはんのおかずにもばっちりですから。
「楽しい」の定義は人それぞれ、みなさんの楽しいがどうかこの店の中にもありますように。
美味しい料理とお酒をご用意してお待ちしています！
おつまみからお食事まで幅広いメニューの当店は「洋食店」ではありません。ただ数あるメニューのなか洋食
は私がとても大切に思っているものです。
「洋食」ってみなさんどんなイメージをお持ちですか？
糊のきいた真っ白なテーブルクロスのレストランでコック帽をかぶったシェフがつくるちょっと贅沢な料理
壁一面に短冊メニューが貼られた大衆食堂で頑固おやじがつくるカレーライスやオムライス。
子供の頃に家庭で食べたハンバーグ。
どれも同じ洋食です。
そもそも洋食の原型は鎖国の時代に長崎の出島に居住していたオランダ人が持ち込んだ西洋料理。
その後、開港された港町を中心にいくつもの西洋料理店が開店、日本人の料理人による西洋料理が
広まっていきます。
その過程でわれわれの先輩の料理人たちが日本人の口にあうように様々な工夫をし、いくつもの
「日本人が考えた洋食」が生み出されていきました。
日本人の口にあうとはごはんにあうということで、おかずとして家庭の料理として浸透していったのも
このためですよね。
外国から入ってきたものに創意工夫をこらし、独自の文化として築き上げられた洋食は日本の料理です。
デミグラスソースに一週間かけたりドレッシングもたれもすべて店で仕込んだりするのは、もちろん美味しい
料理を召し上がっていただきたいという気持ちからですが、出来合いのものを使わず１から手作りすることが
私なりの洋食という文化を大切にするという事だからです。
かつてとある有名洋食店のオーナーシェフ監修のレシピ本と出会い、その本が私がちゃんと料理と向き合うき
っかけを与えてくれました。
そしてそのオーナーシェフは見ず知らずの私の調理に関する疑問や質問にこたえ、様々な助言もしてください
ました。
ですから日本の正しい洋食を作り続けていくことが、その方への恩返しだと思っています。
そして今度は私がその文化を誰かに伝えることができたら、こんなにうれしいことはありません。
ソースもたれもドレッシングも、レシピにご興味があればどうぞお尋ねください。
海老と帆立のグラタンとナポリタンスパゲッティが本年最初の復活メニューでした。
おかげさまでご好評をいただいてます！
[店鋪信息]
日本米飯和米飯Komichitei
※リトルヤミーのオムライスもお召し上がりいただけます。
電話：042-796-9663
営業時間：ディナー18:00-22:00（火－金）17:30-21:30（土・日）
ふわトロオムライス専門店 リトルヤミー町田つくし野店
電話：042-796-9663
営業時間：ランチ11:30-14:00
定休日：月曜日
東京都町田市筑紫野1-22-1
筑紫野站步行1分鐘
- ・可以接受租船合同
- ・テイクアウトあり
- ・露台座位可帶寵物
- ・音樂會，課程等租賃場所的諮詢
